オンラインカジノの運営側を題材とした「ランナーランナー」という映画をご存じでしょうか?
製作に有名な映画俳優のレオナルド・ディカプリ氏も名を連ねており、映画公開当時の2013年には多少は話題になった映画ですが、一部のマニアックな映画好きにとどまるものだった気がしています。
オンラインカジノが好きな方々にそこそこ人気が出た・・・と言いたいところですが、肌感覚としては、そこまでの大きな話題にもならず、消えていった英語という感覚があります。
しかしながら、ある一定はオンラインカジノ業界の真実が含まれているし、オンラインカジノというビジネスに興味がある方の中ではサクッとうさん臭い部分を知るのにも役に立つ映画として認知されたと思っています。
この作品では、タックスヘイブンの独特の慣習、小国であるからこその政府側との癒着、など、昔ながらのビジネススタイルの腐った部分が垣間見えると言ってよいかと思います。
また、オンラインカジノのプレイヤーにとっても、このランナーランナーに出てくるような悪質オンラインカジノには気を付けようという意味で、オンラインカジノ業界でも適切なライセンス発行国のライセンスを取得しているオンラインカジノで遊ぼうという気持ちになって頂けたらと思います。
ちなみに、「ランナーランナー」ではコスタリカのオンラインカジノ運営ライセンスを取得しているようです。
オンラインカジノ業界的に言えば、コスタリカの運営ライセンスは良いライセンスと認識はされていません。
オンラインカジノの運営ライセンスについては下記にまとめてありますので、そちらを参照して頂けると大変にうれしいです。
nezumi オンラインカジノの運営ライセンスの発行国の役割についてのページにアクセスをして頂きありがとうございます。 こんな役割があるの!?って驚いたり、安心感を持って頂けるように書きましたので、アクアセスをし[…]
映画ランナーランナー解説
「ランナーランナー」の出演者とあらすじ
- ジャスティン・ティンバーレイク、
- ベン・アフレック
- ジェマ・アータートン
- アンソニー・マッキー
あらすじ
ウォール街の大手投資会社で働いていたがリーマンショックで失業したリッチーは、再就職のために名門プリンストン大学で修士号を取ろうとしていた。前職が高収入だったために奨学金を受けられず、学費はオンラインカジノのアフィリエイトで稼いでいる。しかし紹介した学生が親のクレジットカードを使用していたことから学部長にそれがばれ、紹介業をやめなければ退学だと言い渡されてしまう。リッチーは仕方なくオンラインカジノ「ミッドナイトブラック」のポーカーに全貯金1万7千ドルを賭けて6万ドルに増やそうとするが、納得のいかない負け方で全額を失ってしまう。相手の勝率からカジノサイトに不信感を抱いたリッチーは、調査の末、不正の証拠をつかむ。そのデータを手に、リッチーはサイト運営会社のある南米コスタリカへ飛び、サイトのオーナーでありカジノ王として名を馳せているブロックに直談判する。
かなり、かいつまんで言えば、
主人公のリッチーが学費のためにポーカーで稼ごうとしたサイトがイカサマなオンラインカジノで、プリンストン大学で確率分析をしイカサマである証拠もって経営者のブロックに金を返せと直談判。
ブロックは内部の不正だとして担当者を解雇したことをリッチーにつげうちで働く気はないか?とリクルートする。
が、まあオンラインカジノのライセンス発行国の政府側の人間は不正があるし、ブロック自身も不正はしているし、FBIには狙われるし散々だ・・・という、まあ、そんなお話です。
まあ、ブロックが最も悪いサイト運営者であって、こやつが主人公リッチーに自身の罪を着せるために雇っていたわけで、それを回避するために右往左往するってお話ですが、まあ、最後はなんとかリッチーは逃げ切ることができて、ブロックがご用となったのです。
テキストだけで、ランナーランナーのあらすじを書いてしまうと、大したことがない映画のような気がするかもしれませんが、色々とオンラインカジノのことを知りたい方にとっては、見てみると良いです。
まあ、それを解説するために、この映画で記事を書いているわけですので、こちらの記事をまだまだ読み進めて頂ければと思います。
「ランナーランナー」の意味
「ランナーランナー」はポーカー用語です。
バックドアという用語とほぼ同義語です。
※ポーカー用語は他の記事で詳細しますね。
製作にレオナルド・ディカプリオ氏も加わったことで少しだけ話題になった映画
ランナーランナーは人気の映画俳優として知られる、レオナルド・ディカプリ氏も製作に加わったことで一時、少しだけ話題にもなりました。
※上記映画ジャケットの真ん中の男性がレオナルド・ディカプリオ氏
しかしながら、レオナルド・ディカプリ氏の名をもってしても日本国内では、そこまで人気の高い映画とはなりませんでした。
オンラインカジノは2013年の公開当時では知名度は上がってきたものの、やはりそこまで一般的に大きな認知と人気があるわけでもないこと、また検索が一定にされないこともあってキーワードの認知、話題性に事欠くためにあまり人気とはなりませんでした。